前回は簡単な取り込み方でした。今回からいよいよ塗り始めです。
■準備
●前回のように線画を用意できたら塗り始めます。主に制作の基礎はレイヤー(下画像の右の方のボックス)です。
アニメのセル画、版画のような考え方で、各色ごとにレイヤーと呼ばれる層を分けて制作します。
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●はじめに線画レイヤーと別に色見本レイヤーを作って、だいたいの色を塗っておけば色塗りが楽です(パレット的な役割)。↑上図。
塗る色の調整などが苦手な人は、デジタルの強みとして、ネットの画像などを参考にしてスポイトすれば楽です。

■塗り方
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1.自動選択ツール 線画の空白部分(髪や体など)をクリックすると囲んでくれます。だいたい許容範囲は150くらいにしています。

2.塗りつぶしツール これで自動選択したところを選んだ色でぬります。下地なのでべた塗りです。

3.線画ロック 線画レイヤーでをこれをオンにするとロックします。そうすると線画以外のところは塗れなくなるので、線画のみに色を塗れます。

●なお、色塗りに関しては、線画レイヤーを一番上にして、その下に色ごとにレイヤーをつくります。
線画レイヤーに1.を行い、色のレイヤーに2.で色を置く、を繰り返します。そうすると↑図のようにべた塗り下地ができます。
だいたい影などもすべて線画レイヤーの下に各々レイヤーを用意して塗ります。


まぁ、これでだいたい簡単な絵になるのです。
次回は影です〜。


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